一服と聞いて、あなたはどんなイメージをするだろうか?
自分は90%程度、煙草を吸う喫煙をイメージする。
後の10%程度は休憩だ。
これは喫煙者特有なのかもしれないが、禁煙者は「一服しよう」とは言わずに「休憩しよう」というと思う。
煙草・・・喫煙とはそういうものだと思う。
一服とは、
1 茶やタバコを1回のむこと。また、その量。
2 茶やタバコをのんで、休息すること。ひと休み。「ここらで―しよう」
3 粉薬1回分。「朝夕―ずつ服用」
4 取引相場で、相場がしばらく安定した状態を保つこと。
「一休み」を意味する言葉だと思う。
喫煙とは、「一休み」ということだ。
一休みとは、オーバーに言うと現実から一時逃げるという意味になる。
しかし、この「逃げ場」は必ず必要なことだ。
「逃げ場」が無い人は、追い込まれ追い詰められてしまう可能性がある・・・。
人間、適度な余裕やゆとりが大切だと思う・・・それがないと苦しみ、追い込まれ、最悪の事態になることもありえると思う。
喫煙者にとって、長い間、その「逃げ場」「余裕」「ゆとり」が煙草になっていると思う。
そんな「煙草」が無くなった禁煙者は・・・つらい場面に到達するのは目に見えている。
喫煙者は必要な「余裕」が無くなった人間だ。
もともと煙草を吸わない人は、この「余裕」を何かで作り出しているはず・・・しかし喫煙者は、煙草に依存し頼りきってきた。
この煙草に変わる「余裕」をとる行為がほしい。
本当に、必要なのかどうかはわからないが、少なくとも「禁煙中」というイメージ期間の間はほしいと思う。
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